会長挨拶

この度、佐藤邦男会長の後を受け、chairman4代目会長に就任しました猪瀬義明です。  支援教育の展望(休刊)の延長として平成24年4月から新規事業(Web通信)を開始いたします。そこで、本会の原点を振り返りながら、本会からの新たなメッセージを発信したいと思います。本会の目的は、次のとおりです。 1.生命の教育(いのちを育む教育)の創造 2.現場に即した実践研究 3.開かれた研究会 本会は、絶えず以上の3点を念頭に置きながら、会の運営を進めてきました。  さらに、本会は、これらの目的を実現するため、三つの方向性(①限界状況の認識、②和合のエネルギー,③創造する力)を共有していたと思います。  これらの目的と方向性を再確認し、本会の再生、復興を実現し、将来を展望していきたいと考えています。  具体的には、 1.生命「命を育む」の実践の創造として、新時代に応じた新たな提言や情報提供を、情報メディア(Web)等を通じて、発信していきたいと思います。 2.現場に即した実践研究としては、情報メディア(Web)等を通して全国から生命「命を育む」実践の募集を行い、新しい実践研究を開拓していきます。募集した実践の中から、会の趣旨に叶う事例を選抜するコンテストを行います。そして、その集大成として、選ばれた実践事例を中心に、年1回、研究協議会を開催して、上記の実践研究の成果を全国の会員の皆様と共有したいと考えています。(この結果も、情報メディア(Web)等を通じて、発信していきます。) 3.開かれた研究会について、従前は雑誌「いのちをはぐくむ教育の展望」や「夏期重複障害教育講座」等を通して目的の実現を図ってきましたが、今後は、情報メディア(Web)や、研究協議会等の開催を通して、開かれた研究会の拡充を図っていきたいと考えています。  以上のような本会の趣旨をご理解していただき、本会の再生、復興、将来への展望等に、ご協力・ご支援の程、今後ともよろしくお願い申し上げます。